大学入試に対応するための小論文について学習をしていきます。まずは基礎講座で小論文を書くための力を育成していきましょう。
小論文には「課題文読解型」「資料読解型」など色々なテーマがありますが、今回は自由度が高い形式の問題になります。環境問題に関しては必須の内容であり、受験生の誰もが基礎知識がある内容になります。そのため、具体的に文章を書いていかないと差が出にくい内容になります。
文章のつくり方は、最初に序論を書くことを確認しましょう。序論は環境問題について背景を書いてもらえればよいでしょう。そして、忘れてはいけないのは「問い」の設定になります。今回は色々な文章を書くことができますが、最初なので「Yes/No」で答えやすい「問い」の設定をつくるようにしましょう。
Insta360°あなたのiphoneをあっという間に360°カメラに序論に関しては、環境問題について色々と考えなくてはいけません。環境問題が増えているのか減っているのか、レジ袋は有効なのか、ゴミの排出量を減らせるのか、温室効果ガスはどうなるのか…環境問題は小学生の頃から話題になっているテーマになります。そのため、何度も何度も学校で学習してテレビなどでも取り上げられている内容になります。そのため、その中で自分が一番解きやすい内容を序論に選びましょう。
今回は、「レジ袋の有料化は効果があったのか」という問いを考えましょう。この問いであれば、「Yes/No」がはっきりしているでしょう。
「Yes/No」の文章では自分の意見だけを考えるのではなく、反対側の言い分も考えましょう。
例えば、「レジ袋有料化が賛成」を主張している人は何故主張しているかを考えましょう。反対に「レジ袋有料化が反対」を主張している人の意見も考える必要があります。
そのため、「レジ袋有料化が賛成」の理由は「プラスティックゴミの削減」「資源の削減」「ゴミの総量が減る」「環境問題を意識する」などの理由が考えられます。
逆に、「レジ袋有料化が反対」の理由は「レジ袋の代わりに別のビニール袋を購入している」「レジ袋を削減しても環境問題に影響は少ない」「手間が増えるだけで環境への効果が少ない」などの理由が考えられます。
以上の様に、両方の意見の内容を考えることが大事です。小論文では自分の意見を主張するだけでなく他者の意見を取り入れる力が必要です。
そのため文書にすると、「レジ袋の有料化は環境に良い。なぜなら、プラスティックゴミが削減されることによって環境に与える効果は大きい。例えば、プラスティックゴミはゴミ処理をされずに放置されると風化することなく残り続ける。そのため、レジ袋などが海などに浮遊すると野生動植物が誤って食べる危険性や漂流ゴミとなって海岸線の環境を破壊することがある。」という風に文章ができます。
あなたの参考書 高く買います!!全国送料無料「学参プラザ」文章を書く際に600字程度であれば上記のバランスで構いません。もちろん、内容によって増減はしますが、②の本論では反対意見(相手側の意見)より賛成意見(自分の意見)の字数を増やすようにしましょう。まずは、字数の目安を体に覚えさせましょう。